民間が参入できる環境か?補助金等について

横浜市との補助金比較(2016年9月作成)

2016年9月の全肢連九州ブロック大会で発表した資料です。
横浜では重症心身障害の方もグループホームで暮らしています。
なぜそれが可能なのか?
補助金を比較してみました。

◆グループホームの数

横浜市 福岡市
グループホーム 676  か所 (H28/4/1) 109  か所   (H28/8/1)
人口 373  万人   (H28/8月) 155  万人    (H28/7月)

◆横浜市グループホームの補助

横浜市 福岡市
設置費補助金 初度調弁費 50万円 40万円
整備費
(スプリンクラー
設置含むとき)
400万円 敷金・礼金
30万円
改修費 共用部分におけるバリアフリー
工事費
200万円 改修費・消防用
設備100万円ただし補助額の
合計は150万円が
上限
スプリンクラー
設置
①1㎡あたり 18,600円
②消化ポンプ
ユニットの設置
が必要な場合
309万円
を加算

◆運営費補助
例)市街化区域にある定員5人のグループホームに補助される額(上限額)

横浜市 福岡市
家賃補助定員7人以下(月額) 177,000  円 なし
水道料金補助 1300円×5人(月額) 6,500  円 なし
要介護支援費1ホームあたり
夜勤または当直体制のあるホーム
(月額)
96700  円 なし
年間合計 3,362,400  円 0  円

◆重度化対応事業実施グループホーム(横浜市1か所 )

  • 人工呼吸器装着・24時間・365日対応型
  • 運営費補助額
家賃補助 (年額)
546 万円
交流室、交流室用駐車場等賃料、
その他交流室運営に要する経費
指導員補助 (年額)
557 万6,400 円
指導員賃金、看護師等賃金、その他
地域交流スペース運営に要する経費
看護師等補助 (年額)
566 万8,800 円

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民間が参入できる環境か?福岡市の場合(平成22年作成)

■ GH・CHにかかる国庫補助金制度について

新築・改修の区別  補助が受けられる対象  補助金の額
創設
(新築)
 社会福祉法人や医療法人に限る
(NPOは補助の対象にならない)
 1,990万円
改修   NPO法人・一般社団法人等 30万円以上600万円以内(エレベーター設置を含むときは800万円) 以内の3/4

■ 補助金等について 福岡市障がい者グループホーム等設置補助金要綱

補助の対象  指定障害福祉サービス事業者の指定を受けられる社会福祉法人・NPO・一般社団など
使途 備品の購入費および敷金
➀備品購入費(共用のもの) 洗濯機、冷蔵庫等備品 40万円以内
➁敷金 賃貸借契約にかかる敷金 60万円以内
➀➁に関わらず、合計は上限90万円

以上ででわかることは、要するに

  • GH・CHを民間が新築する場合、社会福祉法人等であれば1990万円の国庫補助金がおりる。
  • NPO等が新築するときは、国庫補助金はゼロ。
  • 既存賃貸住宅を回収してGH・CHを設置する場合、車椅子使用者のためのバリアフリー工事で800万円以上の工事費がかかっても600万円までしか補助金されない。

 民間が参入するにはあまりにも資金的に負担が重すぎるのです。
だからGHもCHも増えないのです。